最新の火災保険料がいくら位なのか、
大手損保会社の保険料を例にとってみたいと思います。
前提条件:建物の保険金額2千万円 地震保険1千万円 保険期間5年間
保険料支払方法 月払い 建物所在地 東京都
補償内容は前ページの①~⑥を補償
1.柱が木造の場合
火災保険料 2,500円
地震保険料 2,470円(建築年割引10%)
合計 4,970円
2.柱が鉄骨の場合
火災保険料 1,230円
地震保険料 1,330円(建築年割引10%)
合計 2,560円
3.柱がコンクリートの場合(マンション)
火災保険料 600円
地震保険料 1,330円(建築年割引10%)
合計 1,930円
建物が燃えにくい順に保険料も安くなっています。
・地震保険の「建築年割引」とは昭和56年以降の新築建物に適用されます。
・その他「耐震割引」とか地震保険には割引がありますが、
併用は出来ませんので、よく保険会社から説明を受けて下さい。
・来年の7月から地震保険料が大幅アップします。
東京都は約20%アップします。
火災保険の特約として是非オススメしたいのが「臨時費用補償特約」です。
これは、保険金が支払われる場合、損害金の10%(1事故100万円が限度)を
上乗せして払ってくれます。
この特約を付けることによる保険料のアップは木造で月180円、鉄骨で月90円
コンクリートで月40円です。
もうひとつ、マンションにお住まいの方に必要な特約として「個人賠償責任補償特約」があります。
自分の責任で階下の部屋に水漏れを起こしてしまった時は、この特約がないと保険は
出ません。
前ページで紹介した補償⑤の「水濡れ」は自分の部屋が対象です。
ここは注意が必要ですね。
しつこいようですが、予測出来ない自然災害が起こっている現実を思うと、
火災保険の見直しは不可欠だと思います。
被害に遭った時、補償が十分でなく、修理等に持ち出しが出た場合、何のための保険か
わからなくなってしまいます。
次回は地震保険について説明したいと思います。
この家計簿節約術で出来たお金を貯金に回しましょう!
